HDR Light Studio 機能

プロシージャルなライト

スタジオライティングにとって理想的で、複雑なライティングデザインを生成するために組み合わせることができるさまざまなシンセティックライトが搭載されています。プロシージャルライトは、円形、四角形、六角形など、形状とタイプがバラエティに富んでいます。ライトを除去するためには、Dark Light(ダークライト)を使用します。Gradient Light(グラデーションライト)は、傾斜のついたライティングを提供します。

画像ライト

環境マップを、ご自身のライティングデザイン用のベースとして読み込んでください。独自のハイダイナミックレンジ画像を追加してライティングを追加するか、プリセットライトから選択してください。ライトを配置するときは、3D、キャンバス、球体の3つのプロジェクションマッピングの中から選択してください。Goboライトでイルミネーションを形成するには、マットをご使用下さい。

プリセット

  • 50種類以上のスタジオライト

HDR Light Studioには、ソフトボックス、反射鏡、蛍光灯、滑走路端灯、白熱電球など本物のライトのハイダイナミックレンジ画像が数多く同梱されています。

レンダービュー

HDR Light Studioは、最終画像のレンダリングというよりもモデルのライティングを支援するように最適化された非常に高速なレンダラを有しています。モデルに影響を与えたい場所をクリックするだけで、ライトを配置することができます。Alembic、FBX、Collada、OBJおよびMI形式に対応しています。

ブレンドモード

Blend Modeを使って、キャンバスの全てあるいは一部分のカラーを調整してください。Add、Subtract、Multiply、Over、Clamp、Color、Saturation、Hue Blend Modeに対応しています。

全機能リスト

  • イメージベースドライティング用のハイダイナミックレンジ画像のマップを作成するためのプロフェッショナルなライティングソフトウェア
  • 緯度経度の長方形のキャンバス上でライトを追加、移動、編集
  • キャンバス上に表示されたライトには自動的に歪みが発生するので、3D球状環境マップを使用して投影すると、歪みがなくなります。キャンバス上に配置されたコンテンツ向けに、Planar、3D (Lat-Long)、Sphericalという3つの投影タイプがあります。
  • プロシージャルな空を有する、プロシージャルかつイメージベースドライティングのコンテンツ。
  • BMP、Cineon、HDR、IFF、JPG、OpenEXR、PNG、PSD、Targa、Tiffファイルをライティングコンテンツとして読み込んでください。大きな画像ファイルに関しては、読み込む前にミップマップの画像形式に変換すると、パフォーマンスが劇的に良くなります。
  • HDR Light Studio 5 には、スポットライト、ソフトボックス、アンブレラ、そしてその他の光源の高解像のハイダイナミックレンジ画像が100以上も含まれています。これらは、プリセットパネルからドラッグして、3Dモデル、キャンバス、ライトリスト上にドロップすることができます。
  • Blend Modeでは、ライトをどのようにコンポジットするかを決定します。Add、Multiply、Over、Low Pass、Color、Saturation、Hue、Amplifyが含まれています。
  • 正確なライティングを行うために、さまざまなサイズのキャンバスでズームやパンを行うことができます。
  • 弊社が特許取得した「LightPaint」技術により、ライティングエフェクトを適用させたい3Dモデル上でクリックすると環境マップ上で正確にライトを配置できるようになります。Rim Modeでは、お持ちのモデルの背後にライトを即座に配置することができます。この手法を使うと、従来のライティング設定時によくある試行錯誤が大幅に解消されます。
  • ライトはリストの中で管理され、切り替え、ソロ化、並べ替え、固定化が可能です。リスト内の位置によって、HDRキャンバス上でライトをコンポジットする順番が決定されます。
  • ツールバーで、以下の全てのライトのタイプにクイックアクセスすることができます。Round Light、Rect Light、Hex Light、Gradient Light、Picture Light、Dark Light、Sun Shade、Gradient Background、Picture Background、Sky Background、Uber Light  Uber Lightは、追加のアルファコントロールを備えた、柔軟で多目的なライトです。
  • よく使うライトパラメータ(Brightness、Scale、Rotation)は、ドラッグ可能なインターフェイスの領域を使って調整することができます。
  • レンダリングされた3Dモデルは、Render Viewウィンドウに表示されます。ライトを追加、移動、編集、削除するごとに、あるいはモデルの表面特性を変更するごとに、ライティングデザインを即座にプレビューするために最適化されたレンダラが使用されます。シャドウキャッチャーフロアを使ってのレンダリング、単色、平面画像、またはショットの背景の環境マップを表示するためのオプションがあります。
  • 対応済みの3Dモデル形式: Collada、Mental Image、OBJ、Alembic(Time(sec)に対応)、FBX(Windowsのみ)
  • ドック化、ドック化解除、タブ化、サイズ変更、非表示ができるパネルを備えた柔軟性の高いユーザーフェース 様々に有益なインターフェイスレイアウト
  • キャンバスピクセルプローブは、RGBAおよびHSV値を提供します。
  • キャンバス露出コントロール。
  • HSVA、HSV、Red、Green、Blue、Alphaを見るためのキャンバスチャンネルコントロール。
  • 無制限のUndo/Redo。
  • オプションのPlug-in Connectionsは、お持ちの3Dソフトウェア向けのHDR Light Studioのリンクからご購入いただけます。これらのConnectionsは、HDR Light Studioへモデルをシームレスにプッシュし、ファイルシステムを経由してインポートまたはエクスポートをしなくても、環境マップを3Dアプリケーションへ戻すことができます。またConnectionsは、HDR Light Studioの最適化したレンダラと、お持ちの3Dアプリケーションの最終レンダラの両方で、各ライティングの変更を確認することができます。
  • 対応済みのConnections: 3ds Max、Maya、Cinema 4D、MODO、LightWave3D、VRED(Houdini、Bunkspeed、、Maxwell Studio、Rhino 3Dは近日リリース予定)
  • 業界標準のOpenColorIOカラー管理
  • ライティングを、HDRファイルまたはミップマップオプション付きのOpenEXRファイル(バージョン2)で保存。
  • HDR Light Studioは、64ビット版のWindows、Mac OSX、Linuxに対応しています。
  • 業界標準のRLMライセンスキー上に生成されたアクティベーションコードを使って製品を簡単にロック解除可能。
  • ノードロックおよびフローティングライセンス形式があります。