新機能
HDR Light Studio – Xenon Drop 3 リリース

Lightmap社より、HDR Light Studio – Xenon Drop 3がリリースされました。
新機能
モーションブラー
Motion Blurフィルターは、HDRIライティングにリニアモーションブラーを追加するための高速かつ簡単なメソッドを提供します。HDR Canvas上でクリックして方向を選び、ブラーの長さを設定するだけ、という簡単さです。
操作中のMotion Blur
HDR Light StudioのMotion Blurでできること:
- HDRIマップにリニアモーションブラーを簡単に追加
- 編集済のHDRIマップにモーションブラーを追加
- 静的ライティングデザインを設計し、デザイン全体にモーションブラーを追加
- 動くオブジェクトを静的HDRIマップに追加
- マスキング/アルファを使っているマップの特定の領域にモーションブラーを追加

モーションブラーをかけたHDRIマップを背景に表示
HDR Light StudioユーザーのJeff Patton氏が新しいモーションブラー機能を試してみました。彼曰く「モーションブラーツールを使うと、即座に角度を設定してクリエイティブにしたり、エフェクトを増やしてよりスタイリッシュな外観にしたり、ダイヤルバックして微細な追加を行うことができます。これは間違いなく私が今後頻繁に使用することになるであろう機能です。」
Motion Blurチュートリアル
Motion Blurの使い方を学べる新しい学習ビデオが3本あります。
新しいCinema 4D コネクション
新しいCinema 4Dコネクションはより高速でV-Ray 5に対応
HDR Light StudioのCinema 4D向けのコネクションを更新し、弊社の新しいAPIを使用するようになりました。これにより、HDR Light Studioを使用する際のより応答性の高いエクスペリエンスを提供します。Cinema 4Dでのインタラクティブレンダリングにおけるこの更新を確認するため、HDR Light Studio内でライトを移動する際の遅延が大幅に減少しました。
新しいAPIでのインスタントアップデート
追加の改善点:
- Cinema 4D 24へのサポート追加
- V-Ray 5サポートの追加
- Cinema 4Dプロジェクトを切り替えるとHDR Light Studioが開いたままでライティングを読込
- Takesシステムと互換性がある1つのCinema 4Dプロジェクト内での複数のHDR Light Studioプロジェクトの切替
- Arnold、Redshift、V-RayおよびOctaneへのArea Light Spread/Directionalコントロールの追加
- ユーザーインターフェースのラベリングが理解しやすくなりました– 新規ユーザーに最適
- Connectionパネルを隠してもライティングの更新が停止しなくなりました。
- ロギングはCinema 4D固有のロギングへ移動しました。
Redshift、Octane、Arnold、V-Ray向けのArea Light Spread
新しいトレーニングとデモプロジェクト
新しいCinema 4Dコネクションをリリースするために、新しいQuick Startトレーニングビデオを作成しました。加えて、さらに追及したい人のためにDemo Cinema 4D Project Filesを含めました。Arnold、Corona、Octane、Redshift、V-Rayおよび物理レンダリング用に個別のファイルがセットアップされています。
HDR Light StudioとCinema 4Dの新しいQuick Startビデオをここで視聴する
HDR Light Studio – ユーザーインターフェースの更新
Canvas上でLightをリアルタイムで移動
キャンバス上でライトを移動する時、HDR Light Studio Render Viewがリアルタイムで更新するようになりました。
Area Lightのコントロール
Light PropertiesパネルのArea Light 固有のコントロールがArea Lightチェックボックスの隣に移動しグループ化されました。テキストラベルはLight Listのエリアライト用に使われている黄色と一致します。多くのユーザーはエリアライト機能を見落としてしまっているので、これで検索と使用がより簡単になりました。
リリースノートおよび互換性
HDR Light Studio – Xenon Drop 3の完全版のリリースノートはこちらです。
HDR Light Studio – Xenon Drop 2 リリース
Lightmap社より、HDR Light Studio – Xenon Drop 2がリリースされました。
新機能
フィルター
HDR Light Studioに初めて追加されたフィルターは、Diffusion です。これは、トレーシングペーパーや布のような素材を介した光の拡散を真似たブラー効果です。光を広げて柔らかくします。
Diffusionの主な機能:
- リアルタイム – 設定変更を瞬時にフィードバック
- 省エネルギー – HDRIマップの光の量を維持
- HDRI MapsのSpherical(球状)オプション
- Area LightsのPlanar(平面)オプション
- Maskingと共に使用して特定の領域にDiffusionを適用
- Composite Lightコンテンツ上でのみ使用可能
Spherical Diffusion (球状拡散)
ポートレートのライティング用の拡散パネルエフェクト。3Dシーンのご提供:Marlon R. Nunez氏
Diffusionでのジュエリーのライティング。
Light Looks
ライティングのプロセスとは、創造性と実験です。ライティングにおいて決定すべきことが数多くあり、試すことができる様々なアプローチも数多くあります。Light Looksを使用すると、複数のライティングデザインの保存、比較、複製、編集を1つのHDR Light Studioプロジェクトの中で簡単に行うことができ、クリエイティブなライティングプロセスをサポートしてくれます。
新しいLight Look機能を使用する:
異なるライティングのLooksを試す
異なるライティングのLooksを試す
言うまでもありませんが、Light Lookを使うと、同じショットに対してまったく異なるライティングムードやスタイルを作成することができます。これらはすべて同じHDR Light Studioプロジェクトに保存されるので、自身やクライアントが気に入ったLookを決定したら、それを選択した最終レンダリングの生成や、必要であればライティングの更なる微調整を簡単に行うことができます。
ライティングデザインの反復を保存
ライティングの反復の保存
ライティングプロセス中に、作業中のLookを複製してから、ライティングプロセスを継続します。Light Looksを使用してライティングプロセスの履歴を作成することで、前バージョンとの比較や、ライティングが改善されたかどうかの決定を簡単に行うことができます。
カメラごとのLight Lookを作成
異なるCameraに対するライティング
1つのHDR Light Studioプロジェクト内で、カメラビューごとにライティングデザインを1つ設定できるようになりました。そのため、ライティングデザインごとにホスト3Dソフトウェアに複数のシーンファイルを保存する必要がなくなりました。
ColorwayごとにLooksを調整
Child Looksを使用して共通のBaseを調整
ご自身が照明を当てる製品を持っていると想像してください。ただし、それは異なる色の光です。ライティングの元となるベースのLookを設定してください。その後、Child Looksを作成し、共通ベースの上に異なる光を追加することで各カラーウェイのライティングを強化してください。Child Lookが有効の場合、「ツリー階層」の上位にあるすべてのライティングが1つの大きなライトリストのようにまとめて追加されます。
新しい学習ビデオ
6本の新しい学習ビデオがあります。合計40分以上のトレーニングで、新機能の使い方を学習できます。
Xenon Drop 2 の新しい学習ビデオ
リリースノートおよび互換性
HDR Light Studio – Xenon Drop 2 のリリースノートは、こちら(英語)よりご覧いただけます。
更新されたコネクション機能および互換性チャートPDFはこちら(英語)です。
入手方法
HDR Light Studioの有効なサブスクリプションライセンスまたはメンテナンスをお持ちのユーザー様は、HDR Light Studio – Xenon Drop 2 リリースのダウンロードおよびインストールが可能です。
購入方法
HDR Light Studio Xenonは、こちらよりご購入いただけます。
HDR Light Studio – Xenon Drop 1 リリース
Lightmap社より、HDR Light Studio – XenonDrop 1がリリースされました。
今回の新しいHDR Light Studioリリースには、Blender、OctaneRender Standalone、および3ds Max/V-Ray 5ユーザー向けの新機能が含まれています。今回のリリースでは、より高速な新しいAPIの開発によって、すべてのコネクションのパフォーマンスを向上させるための基盤を提供します。
New Blenderコネクション
弊社は新しいBlenderコネクションをリリースでき、誇りに思っております。この新しいコネクションは、弊社Xenon Drop 1リリースにおける大きな新機能です。本Blenderアドオンは、既存のIndie版、Pro版、Automotive版に対して有効なサブスクリプションまたはメンテナンスをご所有のユーザー様に無償で追加されます。Blenderアドオン詳細については、こちら(英語)をご覧ください。
New API
HDR Light Studio向けに新しいTCP/IPベースのAPI(アプリケーションプログラミングインターフェース)を開発しました。新しいAPIはかなり高速で、応答性がはるかに高い照明体験を3Dアーティストに提供します。
新しいAPIを使用する最初のコネクションは、新しいBlenderコネクションとOctane Render Standaloneコネクションです。今後の更新において、他のコネクションへのAPIの移植を計画しています。
Octane Standaloneコネクション
このコネクションは、HDR Light Studio内で新しいTCP/IPベースのAPIを使用するために更新されました。
3ds Maxコネクション
V-Ray 5へのサポートを追加。
非ASCII文字のユーザー名パスを処理するための修正が追加されました。
リリースノートおよび互換性
HDR Light Studio – Xenonのリリースノートは、こちら(英語)よりご覧いただけます。更新されたコネクション機能および互換性チャートPDFはこちら(英語)です。
入手方法
HDR Light Studioの有効なサブスクリプションライセンスまたはメンテナンスをお持ちのユーザー様は、HDR Light Studio – Xenonリリースのダウンロードおよびインストールが可能です。Blenderコネクションは、有効なサブスクリプションまたはメンテナンスをお持ちのユーザーに無償で追加されます。
購入方法
HDR Light Studio Xenonは、こちらよりご購入いただけます。